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CAD初心者がフライングVのモデリングにチャレンジ【3Dプリンターでエレキギターを作るPart1】

3Dプリンターでギターを作りたいPart1

エレキギターを作りたい。

木工の知識はまだないし、削り出しも大変そうなので3Dプリンタで作ろうかなと考えている。主な素材はPLAだ。

しかし、CADもまだまだ初心者な点が多いため、何回か作ってだんだんとギターに近づけていく予定だ。今回はギターらしき形の何かを作ろう!ぐらいの勢いで製作する。

ただ、木で作るのと変わらない形状を製作してもつまらない。最終的には3Dプリンタを活かした造形をすることが目標だ。

発展として、自分だけの電子楽器を作るのもおもしろそうだなぁとか考えたり、夢は膨らむばかり。

目次

エレキギターのモデリング

まずはエレキギターのモデリングをする。といっても、どのくらいのサイズなのか、どのような拘束を使ったらいいのかも検討がつかない。

設計のソフトはInventor2023を使用します。Fusionのほうが作りやすいことには、作り終わった後に気づいた。実に無念。

そんな感じなので、まずはフライングVの画像を下書きにして形をとっていく。大きさもとりあえずは適当。ギターっぽいものができあがればいいかなって感じ。

今回作ったギターのモデルはスマホスタンドの両脇にでも取り付けて、ちょっとおしゃれにしようかな。

ギターの大枠を作る。

フライングVの大枠を作成

ギターの大枠をなぞるように押し出す。

残念なことにきれいに造形する方法をまだ知らない。

試作機1号なので頭で考えるよりも、ごり押しで作っていく。

拘束とか考えずに、スプラインで曲線を描いていく。これ、スプラインで書いているけど実際は数値で決まってるのかな。どうやって設計しているのか気になりすぎる。

ネック部分も横から押し出す。

フライングVの外形を切り出し

今は四角くただ押し出された状態のネックですが、これを横から切り取ることで形を作っていく。

Fusionだったら、サーフェイスをつくって簡単に造形できたのに。。。

細かい部分を押し出す

最後にフライングVの装飾をします。

残念ながら今回は、フレットの再現、弦の再現、ペグの再現はできませんでした。パーツが複雑すぎて作り方が分からない。

大きさを適当に作ってしまったため、フレットの距離が分からない。

Fusionでスイープを使えば弦の再現はできそうですね。

次は、現実サイズでスケッチを作成し、印刷の段階で比率を小さくすることで対応します。

完成!

完成!印刷は30分ぐらい。小さいモデルのため早い!

あと、小さいとミニチュアみたいでかわいい。ミニチュアギター制作にはまりそう。

何かの装飾には使えるかな。

立てて3Dプリンタで出力したために立ちます(笑)

なんとスタンドが不要な自立型。

分かったことは主に2点。すべてのパーツを3Dプリントで作るのは難しい。パーツ数の大体は把握した。こんなところです。

ギターすべてを3Dプリンタで作るのは難しい

3Dプリタンタで小型モデルを出力してみて分かったことはギターの全てを3Dプリンタで造形するのは難しいこと。

配線関係はもちろん無理。ネックに関しても弦の張力がかかるので3Dプリンタで作ったものでは強度が足りない。(素材はPLA)

フレットを打ち込む必要もあるので、3Dプリンタでネックまで作るのは現実的ではないと判断した。Amazon調達でいいかな。

パーツ数

パーツ数は大きく分けて、3つ。

ネックとボディとピックガードが必要だと分かった。

レスポールなどはピックガードがついてないものも多いが、ある程度の大穴をあけておいて、ピックガードを使ってピックアップや配線を固定するほうがリスクが少ない。ボディはフィラメントの量を結構使うので失敗したら損失は多い。

まとめ

結構雑なモデリングということは、理解しているけど最初だから許してください。

今はまだこのレベルだけど、色々なことを勉強してもっとすごいギターを作るよ!

次回はピンタレストやネット上に落ちているギターの設計図を頼りに、もっと実用レベルのボディを製作するぞー!

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